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+ VFW バンクーバーファッションウィーク +

世界のファッションの祭典といえば、パリ・ロンドン・ミラノ・ニューヨーク・コレクションですね。

国によって様々な特色があります。

・パリ(世界最高峰)

・ミラノ(生産拠点が近く職人技術が豊富)

・ニューヨーク(ビジネス的な要素が強く実用的なブランドが多い)

・ロンドン(若手が活躍しやすい)

この4大コレクションに加わり最近は、

東京、バルセロナ、バンクーバー、ソウルなどのファッションコレクションなど、

各地で行われているそうです。

VFW(バンクーバファッションウィーク)は、世界中から若手デザイナーが参加する場としても有名です。

ショーのチケットは一般販売しているので、一般の方でもショーを見ることができます。

日本で言うと東京ガールズコレクションのように、世界のファッションウィークの中でも成長が著しく、

パリ・ロンドン・ミラノ・ニューヨークの舞台に立つことを夢みて

作品を創り出す新進デザイナーたちが、

VFWは世界で活躍するためのきっかけを提供している場になっているそうです。

目次

ファッションデザイナーとカメラマンの関わり

一概にデザイナーといってもいろんな職種があります。
ファッション・Web・建築・インテリア・プロダクト・
ジュエリー・CG・フラワーデザイナーなど、など...

カメラマン(フォトグラファー)という職業をしていると、
様々なデザイナーに関わることになります。
そうです、どんなものでも宣伝広告するためには、
ビジュアルという写真を撮るからなんです。

今回のデザイナーとは仕事関係で知り合いました。
その昔、通販カタログのインテリア写真撮影で、インテリアスタイリストとして活躍されてました。
いつもファッションセンスが奇抜で、性格も明るくて楽しい人です。
どこか少し人とは違う感性を持っている方で、よく自分で造った独特な洋服など身につけていました。

その後、自分でブランドを立ち上げ、Net販売を中心に自分の好きな洋服を創り続けています。

去年末に連絡を頂き写真とムービー撮影の依頼を頂きました。
2020年3月〜4月にバンクーバー(カナダ、ブリティッシュコロンビア州)でおこなわれる、
VFW2020年秋冬コレクションに出展するためのプロモーション撮影をしてほしいとのことです。

さっそく概要を聞き、電話とメールで軽く打ち合わせを致しました。
今回のテーマやリリースの方法
作品のイメージ
ロケ場所や撮影方法
そして、モデルとのスケジュール調整

撮影するにあたり、いくつかのミーティングをして決め込んでいきます。

撮影カットは、
●ロゴマークの撮影
●ショー当日のヘアメイクのイメージ撮影
●過去のコレクション撮影
●プレスリリース用プロフィール撮影
●プロモーションムービー撮影
おもにこの5点です。


ファッションデザイナーという職業

美しく華やかなファッションの世界。憧れている人は多いのではないでしょうか。

ファッションデザイナーとは、服、服飾小物などのデザインを考える職業の人のことを指します。
服飾やファッションに関わるデザインを生み出す仕事です。
日本のファッションデザイナーにも、自身のセンスを発揮して世界で活躍しているデザイナーも少なくはありません。

“ファッションデザイナー”と言っても、その活躍の場はさまざまですが、
最も一般的なのは、ブランドを経営している企業でデザイナーとして働くことです。

企業から安定的な依頼と収入を得られるため、デザイナー志望の人が最初に目指す場所でもあります。
逆に、1つのブランドには属さずに、フリーランスとして多数の企業から案件を受注し、
それぞれに合ったデザインを手掛ける人もいます。
多くの場合は、どこかのブランドやデザインアワードなどで実績を残してきた、
実力派のデザイナーが選ぶ道です。さらに実績が認められれば、カリスマデザイナーと呼ばれる人たちのように、
ファッション業界を先駆する存在として独自の道を切り拓き、その革新的なデザインで業界に新たな風を巻き起こす人もいます。
それぞれ安定性や収入などがまったく違いますが、デザイナー自身の実力や経験によって、
その働き方がまったく変わるのは、デザイナーという職種に共通した特徴ですね。

ファッションデザイナーの業務はデザイン原案や企画から始まり、
デザイン画を立体化したパターン(型紙)の製作や使用する生地の選定、
商品化するまでの生産ラインの確保や販売戦略まで、総合的な目線で1つの商品を“デザイン”していきます。
そのため、ファッションデザイナーには新たなものを生み出すセンスだけではなく、
流行をいち早くキャッチする力や“売れる商品”を作り出すマーケティングの考え方なども求められるのです。

プレタポルテとオートクチュール

みなさんも1度は小耳に挟んだことや、知ってる方も多いと思いますが。
プレタポルテとオートクチュール。
いかにもフランス語っていう響きがあります。

この違いは簡単にいうと、
●プレタポルテ 高級既製服。基本的には卸売業者からトルソーを使い、立体裁断による型紙作り(産業パターン)を経て、大量受注して生産する。

●オートクチュール 高級注文服、高級オーダーメイド服。限られた個人客からの注文を受け、個人の体型に合わせ、手作業で製作した服を顧客に渡す。

いわゆる、これらのパリコレ〜、などはプレタポルテコレクションショーということになります。

全世界で注目を浴びているこのファッションショー、
一度は生ライヴで観てみたいと思いませんか?

プレスリリース用プロフィール&過去コレクション作品写真撮影

1月後半まずはロゴと、プロフィール撮影です。

この日は、午前中にロゴマークの複写撮影と、デザイナー本人のプロフィール撮影を行います。

ロゴはあらかじめ大きめの画用紙などに手書きで制作して頂いたものを高解像度で複写します。
開場の大きなスクリーンに映し出すために、開催者側から指定されている解像度があるので、
とりあえずフルサイズで撮影しときます。
後からPhotoshopで色など加えてレタッチしていきます。
(Photoshopのレタッチなどは今後このブログでも触れていきたいと思います)
その時にいっしょに解像度などを合わせていきます。

プレスリリース用のプロフィール写真はご本人の希望で、事務所の近くで撮影しました。
コレクションの衣装を着て頂き、なるべく自然に!を心がけて撮影しました。

昼一からは、過去のコレクションの撮影です。
午前中にモデルのヘアメイクが仕上がっているので、順番に撮影していきます。
4人のモデルに衣装を着せて、先日ロケハンを終えた場所に連れて行きます。
寒くて風が強い日だったので結構大変でしたが、順調に終わりました。
最後は湾岸沿いで4人の集合写真を撮りました。

統一性を持たせるために集合写真以外は望遠レンズを使いました。
バックを単純化してボカシていきます。
その方が衣装がクローズアップされて強調されるんです。

モデルは皆さん若い人達ばかりだったので、元気に楽しく撮影させて頂きました。
またフレッシュでいい写真が撮れたと思います。

ファッションショーのランウェイ用ムービー撮影

ファッションショーではランウェイ(キャットウォーク)と言って、
ショーの間、各デザイナーブランドの服をモデルが着て、T字型などのステージでデモンストレーションを行います。

そのコレクションショーの最中ステージの後ろの正面に大きなモニターがあり、今回のプロモーションムービーが映し出されます。
その30秒から3分程度のムービーの撮影を行います。


ブランド名は「SOWELU」(太陽)唯一無二の洋服は、年齢、性別、流行の境界なく,
1つ1つパズルを組むように創られています。

今回のテーマはカオスとジェンダー。
カオス(chaos)とは「混沌」「無秩序」の意味。
ジェンダー(gender)とは、生物学的な性別(sex)に対して、社会的・文化的につくられる性別のこと。

これらをふまえて、今回のロケ場所を決めていきます。
デザイナーが大阪在住ということなので、いろんな情報や地図を広げて(Google map)大阪中を調べてみると、
大正区の辺りでいい場所が有りそうなので、ロケハンに行ってみることにしました。(1月中旬頃)
すると大阪を一望出来る、まさに混沌(海、港、運河、工場地帯、街など)とした風景が広がるところを見つけました。


撮影当日
天気は雨のち曇りの予報。
案の定午前中は激しい雨です。
デザイナー、モデル兼ヘアメイク、カメラマン3人で、衣装とメイク道具と撮影機材を車に詰め込んで出発です。
とりあえず、雨がかかりにくい大阪港の陸橋下でロケ開始。
何カットか撮影した後、雨も上がりそうにないので早めのランチタイム。
雨も小康状態になってきたので,次のロケ場所へと向かいます。
浪速区の南海汐見橋線の芦原町駅付近で何カットか撮影します。
踏切の前に立ち電車が来るのを待ちます。
この線はローカル線なので、1時間に上下合わせて、2〜4本程度しか電車は来ません。
電車が来るのを気長に待ち来たらチャンスを逃さず撮影を進めていきます。

そしてようやく雨も止み、メインのロケ地、大正区のなみはや大橋へと車を走らせます。
下の駐車場から橋の頂上付近まで歩いて登ります。
大橋というだけあってかなりの距離があります。
モデルの足のサイズと衣装のコーデイネートの靴のサイズが合っておらず、
モデルが痛がりますがここは少し我慢してもらいます。(すみません)

目的地に到着すれば、混沌とした風景も然る事ながら、雲行きが怪しくて何ともいい感じを醸し出しています。
順調に撮影も進みいい絵が撮れました。
また少し小雨が降り出してきたので、ここら辺ですべてのロケ終了といたします。

撮影を終えて

実はこの物語には、何ともいえない切なくて寂しい結末が待っていました。

それは今年令和に入って最大の悲劇ともいえる、今全世界で大流行の新型コロナウィルス!
その影響でカナダでも対策が行われて、VFWが開催中止になってしまったのです(泣)

あんなにみんながんばって楽しみにしていて、
延べ3ヶ月に渡る(デザイナー達はもっと前から準備)ロケも無事に終えたのに....

しかし、夢に向かってやって来たことは、いい経験、思い出になったと思います。

全世界中を震え上がらせている恐るべし新型コロナウィルス。
今年日本で開催予定のオリンピックも危うくなってきましたねぇ。。。

早く終息するのを願っています!!!

まだまだチャンスは一杯あると思います。
ピンチはチャンスといいます。
またみんなで力を合わせて一つの目標に向かい成し遂げてみたいですね。
そして可憐できらびやかなランウェイを歩きましょう!
乞うご期待です!

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